【ボレーの打点】大人のボレーは後ろで打つ。ジュニア指導は打点前。では、中学生や高校生が部活動でボレーを練習するときは、どちらの打点で練習すれば打点はいいでしょうか?(硬式テニス)
大人がテニススクールでボレーを習うときは「ボールを引きつけて」と言われ、打点は後ろだとアドバイスをもらいます。しかし、プロテニス選手を目指すジュニアの小学生は「打点は前!」とアドバイスを受けています。では、部活動で練習する普通の中学生や高校生は、ボレーの打点は前と後ろ、どちらで練習したらいいでしょうか?
今回の動画では、部活動で練習する学生には「打点を前に取りましょう」とアドバイスを送ります。なぜならば、打点を前にしないと、威力のあるストロークを返球することができないからです。
そこで、手のひらを相手に向けるようなイメージで、体の前でラケット面を作る方法を紹介します。片手バックハンドボレーの人は利き手の手の甲をボールに向けます。また、両手バックハンドボレーの人は、利き手じゃない方の手の手のひらをボールに向けて準備します。
この方法で面を作れるようになれば、前衛アタックで狙われた時も反応しやすいです。ボレーが打てないボレーヤーはストローカーの的でしかありません。
そして、更にワンランク上のボレーとして、肘からラケットを動かす感覚のボレーを紹介しました。肩から動かすと大きく動いてしまいますし、手首だけで上下動をすると、ボールをちょん切ってしまいます。この動きができるようになったら、かなりテニスが強くなるはずです。
今回の動画も、いつも通り部活の顧問の先生や部活指導員の皆さん、そしてテニスクラブのコーチに参考にしていただきたい動画です。