【テニス ストロークの新しい基礎⑥】ひらき方の差によって打ち方もショットも変わる⁉もちろんボールの見え方もかわってくるのです。・・フォアハンドは特に両腕の間のスペースの使い方もかわる
「ひらく」とはスイングのエネルギーをためる動きで、「とじる(しめる)」はそのエネルギーを使う、あるいは集める動き・・・というイメージで表現しています。
スイングは中心のある円運動で、決して「後ろ」から「前」に向かって動かしているわけではありません。ラケットを狙ったほうに向けて、ひらいて閉じればそのエネルギーがボールにぶつかって面の方向に飛び、スイング方向に準じて回転がかかっていきます。
バウンドの角度であったり、身体の向きやスイングする方向、そして狙って打ち出す方向によってスイングは立体的である必要があり、後ろから前でだけ考えているとねらえない位置や難しい方向が必ず出てきます。
それでも器用に打ち分けられる選手がいるということは、それをやる方法はあるということなので、柔軟に対応するにはひらいて閉じればいいんだ、と簡単に考えられるようになっていればいいのかな、ということなんですね。
さて、ボールを落とさないと打てない人って、テイクバックしてから右腕を後ろにひらいて動いていることがわかりました。逆に、ライジングで打つ人は左腕を先に先行させて開き、そこにスイングエリアをとることで、早いタイミングで打つことが難しくない感じになります。
このように差があるのに、左腕とか身体の前の空間を作ることに注目しないと、なかなかライジングで打てるようにならない、とか、スピンの利いたループボールを使いたのにうまくできない、なんていうことになってきます。
スイングの形は、飛んでくるボールの軌道の形に添う形でないと、スイングで描く軌跡がボールと合わないイメージになるので、右腕を後ろにひらく形では、いちどくるっと下に回さないとしっかり開いた準備にならないので、より下から上にスイングする形でないとボールを捉えきれないと思います。なのでライジングが苦手なプレーヤーがいる。
同様に、当り損ねや、アンダースピン気味のゆるいボールが縦にはねるようなときに、左手を前にひらいて早いタイミングで打とうとするプレーヤーにとっては、自分のほうに向かってこない軌道がスイングの軌道に合わせにくいのでどうしても遅いボールほどうまく返すのが苦手になってくると思います。
そこは、その動作のリズムや、両腕の間にできる空間に自分のスイングスペースが見えるようになることで、ボールの軌道と自分のスイング軌道とをマッチさせるイメージが付きやすい動きがある、ということになってきますね。
今回の動画はそこに注目したテーマとなっています。
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