【テニスのコツ骨】ゆるテニス№899(テーマは打つ前にちゃんと打てる気持ちになる第1弾:打つ前の段取りの時にちゃんと打てる感覚が沸いてくるフォアーハンドストロークのコツとルーティーン)
『打って見んと上手く打てたか、打てるかどうか解らない!』
と言う方が居られると思います。
私も昔は、試合でストロークを打って粘ることが(ストローク合戦が)不得意で、すぐに隙有らばネットに出てボレーで勝負するタイプでしたが、特に人工芝のコートが主流になって、ストロークが主体で特にフォアーハンドストロークが打てないと安定して勝てない時代になり、フォアーハンドストロークが安定してちゃんと打てるように練習しました。
そして最終的には、打つ前にちゃんと打てる確信が持てる段取りが出来るようになり、打ちたい箇所に打ちたい軌道と打ちたいスピードと打ちたい回転をボールに与えて安定して(手で受けて投げるように)打てるようになりました。
今回は、打つ前にちゃんと打てる気持ちになるコツのルーティーンを以下の4つでお伝えします。
①左手(右効きの場合)でラケットの幹部を持って出来ればラケットを立ててセットしたまま体幹を90°捻って段取りする。(左手でラケットを持つ意識)
②相手のボールが弾むまでにラケットヘッドを右手首から垂らしてボールの後ろにラケット面をセットする。(右手でボールを受ける意識を持つ)
③右足の母指球で地球を掴むような感覚を常に持って、相手が打ってネットを越える時点で一番良い母指球の居場所を探して、弾むまでに母指球を定めて、インパクトが終了するまで母指球に意識があるようにスイングする。(母指球で地球とボールを掴む意識を持つ)
④左手で始まって、左手で終わるスイング感覚が右手の力みと緊張感を和らげて、力まない、うねらないで、打つ前に9割以上の上手く打てる気持ちになれば素晴らしい。(右手の意識を和らげる所作で右薬指のみ意識する)