【テニス ボレー大全④】ユニットターンと動きの全体像・・ボレーの動きはシンプルに!っていうけど最初の動きができないとそこが難しいのでは?
「ユニットターン」ってよく聞くフレーズですけど、そのほかに言うよく似た言葉(例えば『ショルダーターン』とか「ボディターン」とか)とどう違うんでしょうか?
テニスの指導者的には、どれも同じことをさしてると思うんですけど、それはそれで置いといて、「ユニット」って辞書で引くと「集団」とか「単位」っていうところに、もっと詳しく「分割できないひとつのかたまり」みたいなことが書いてありました。
ネットをとるって、ダブルスの前衛のポジション以外では、わざわざ前に出てネットに近づかないと発生しない動きなので、ストロークの動きから連続してボレーの動きに変えなきゃならないようなシーンに出くわします。
そういう時に、想定内のボールもあればそうでないボールも相手は打ち返してくるわけで、ストロークの位置よりもより反応も判断も素早くなされなければならない…つまり時間の短いうちにやりきらないといけない動作になるのがボレーの動作です。
だからボレーだけを教えるのはいたってシンプルですが、プレーするとなるとその部分(時間が短い)がまず難しくて、その中にうまくとらえてうまくコントロールしたい、っていう自分には制御しにくいと感じさせる要素が入ってくるわけです。
そこで、ユニットとして動く=約束された形になってしまえば準備は簡単、というような動きを身に着けてしまえば、考えるより先に体が動く・・・みたいな感覚でネットに着けるようになっていくのではと思います。
ボールにぱっと反応して、そのままフォームが出来上がってしまう、というのが理想かな、という考えからこの動画を作ってみました。