【テニスのコツ骨】ゆるテニス№815(テーマは段取りの時間:フォアハンドストロークとフォアーボレーの段取りにかかる時間を計測して、実際のボールが来るまでの時間と比較する)

【テニスのコツ骨】ゆるテニス№815(テーマは段取りの時間:フォアハンドストロークとフォアーボレーの段取りにかかる時間を計測して、実際のボールが来るまでの時間と比較する)

今回は、有ちゃん西ちゃんのフォアーハンドストロークとフォアーハンドボレーの段取りの時間軸をテーマにお伝えします。
2人の2種類の段取りにかかる時間の違いをストッポッチで計測しました。

①フォアーハンドストロークのスプリットステップ完了から段取りが完了出来るまでの時間計測結果
☆有ちゃんの場合:約0.6~0.7秒
★西ちゃんの場合:約0.8~1秒

②フォアーハンドボレーのスプリットステップ完了から段取りが完了出来るまでの時間計測結果
☆有ちゃんの場合:約0.4秒
★西ちゃんの場合:約0.7秒

③相手がフォアーハンドストロークで打ってそのインパクトからこちらのコートに送られて弾むまでの時間は、約0.8秒~約1.5秒

④相手がフォアーハンドストロークで打ってそのインパクトから、こちらがボレーで打つ時のインパクトまでの時間は、約0.7秒~約1秒

●以上の実測値からの有ちゃんと西ちゃんの段取りと時間軸の結論
※1:有ちゃんは、フォアーハンドストロークの場合は、弾むまでに段取りが出来て、更に約0.1~0.3秒余裕が有るので、インパクトが安定し色んな事が出来て方向と軌道も安定すると思う。
一方、西ちゃんは、フォアーハンドストロークの場合は、弾むまでに段取りが完了出来ない時が有り、余裕が無くぎりぎり状態と予想されインパクトが安定せず方向と軌道もバラツキがあると思う。
※2:有ちゃんは、フォアーハンドボレーの場合は、インパクトまでよりも約0.3秒速く段取りが出来るので、色んなことを考えたりリラックスできる余裕が有るのでミスが少ないと思われる。
一方、西ちゃんは、フォアーハンドボレーの場合は、インパクトまでの時間と段取りが出来るまでの時間がほぼ同じでぎりぎりなので、色んなことを考えたりリラックスできる余裕が無いので、ミスが発生する可能性が有ると思える。

※昔から『段取り八分!』とは良く言ったもので、正に段取りが速く万全で余裕がある方が、全てが安定(成功)する!

関連記事

  1. フォアハンドストローク~バックスイングを正す骨のコツ

  2. 【テニス】強靭な尻!安定したストロークとスピンフォアハンド!ティアフォ…

  3. 【テニス】ストロークにおける効率的な力の使い方【菅尾アスレティックトレ…

  4. 【テニスのコツ骨】ゆるテニス№770(テーマはチチパス選手のフォアーハ…

  5. 【改訂版】誰も教えてくれないフォアハンドストロークの基本動作とは!

  6. 【テニスのコツ骨】ゆるテニス№1100(テーマはボールと喧嘩しないフォ…

  7. フォニー二のフォアハンドストローク(スロー)/ Fabio Fogni…

  8. 動画撮影950 フォアハンドストローク壁打ち #窪田テニス #やひろテ…